ペットの感染症とは?

人間と同じようにペットにも感染症はあります。実は感染症は、ペットから人に感染するものが60%もあるそうです!さらに最近はペットを室内で飼う人が増加しているので、ペット由来の感染症を発症する人も増えています。そこで代表的なペットから人に感染する「ペット由来の感染症」をご紹介します。

パスツレラ症

パスツレラ症とは、犬やネコから感染することがほどんどの感染症で、犬やネコの口内に生息する病原体が、かまれたり舐められたりすることで感染します。症状は様々ですが、ひっかかれて感染すると、傷口が赤く腫れ痛みます。口や鼻などの粘膜から感染すると風邪に似た症状が出ます。風邪と同じく重症化すると髄膜炎や肺炎などの症状が現れ、死に至るケースも!

ネコひっかき病

ネコひっかき病は、犬やネコにひっかかれたり、噛まれたりすることで発症する感染症です。バルトネラ菌(Bartonella bacteria)という菌によって引き起こされる感染症です。パスツレラ症と同様に傷口が赤く腫れます。その後リンパ節が腫れ、全身に倦怠感・発熱などの風邪の症状が出ます。さらに重症化すると脳炎などの症状が現れることもあります。

オウム病

オウム病はインコやオウムなどのフンに存在するオウム病クラミジアという細菌が病原体です。乾燥して空気中に舞ったフンを吸い込むことで感染します。輸入されたトリの50%が菌を持っているといわれています。症状はインフルエンザに似ていて、菌の潜伏期間(1から3週間)後、39度以上の発熱や倦怠感・悪寒・頭痛などの症状が出ることが特徴です。抗生物質が有効です。

サルモネラ症

サルモネラ症は食中毒で有名なサルモネラ菌が原因で引き起こされる感染症です。イヌ・ネコ・鳥類・爬虫類・ハムスターなど様々なペットから感染する恐れがあります。症状は激しい腹痛・下痢など。動物を触ったあとは手をしっかり洗いましょう。

感染症の対策は?

ペット由来の感染症の多くは、飼い主がペットの発症に気づかず感染します。症状も風邪と似ているので、病院にいかず放置して重症化してしまうケースもあります。ペットからの感染を防ぐための対策をまとめました。

◆ペットとスキンシップをとった後は必ず手を洗う

◆ペットに口移しで餌を与えない

◆ペットと同じ食器で食事をしない

◆ペットと一緒に寝ない

◆引っ掻かれても傷ができないよう、ペットの爪を整えておく

◆ペットの生活環境を常に清潔にし、フンなどの排泄物の処理はこまめに行う

◆鳥かごの掃除をするときは必ずマスクで防御する

◆動物病院に定期的に通う

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